NHK連続テレビ小説「らんまん」が素晴らしい。
坂本龍馬の話に魂がにこにこしてうなずいた。
子供たちが生まれてきた意味を問うた時、龍馬さんの様に応えてやってほしい。
(放送は終了しましたがNHKオンデマンド、BS再放送、有料動画配信などで見てね)
涙するかもです。
今回のおすすめ放送回は、第一週目の回1話から5話です。
坂本龍馬さんの人生から得た様なお話、言葉とは。
『雲さん、猫さん、もおう、いいでしょ』
『静まれい!しずまれい!この紋どころが目に入らぬか!』と言うことで早速
ドラマで語られた龍馬さんの言葉
『生まれてこん方が良かった人ら一人もおらんぜよ。いらん命ら一つも無い。この世に同じ命ら一つも無い。みんな自分の務めを持って生まれてくるがじゃきに』
『己の心と命を燃やして何か一つ事を成す為に生まれて来るがじゃ』
『誰に命じられた事じゃない。おのれ自身が決めてここにおるがじゃ』
この言葉に私の魂が反応しました。にこやかに、頷いた感じです。
この放送を見て心をつかまれた視聴者の方も多いのではないでしょうか。
やっぱり、物語の最初に引き付けられると毎回見たくなりますね。
らんまん の概要を簡単に。
らんまん は植物学者、牧野富太郎博士をモデルに植物への愛、夫婦愛、家族愛、自然愛を描いたドラマ。高知県出身で造り酒家の跡取り息子として生まれ育つ。幼少時代は体が弱く病弱だった。ドラマでは万太郎という名で演じられている。子供の頃から植物を友として語り合い興味を深めていく。
子供のころに坂本龍馬と出会うという演出で時代背景がわかる。上手い作り方に拍手です。
そして神童ぶりが描かれている。植物に話しかけ、学歴にこだわらずという所がこれまたスピリチュアル。そして最終的に日本初の植物図鑑を発行するに至る。
その他詳細、キャストは他のサイトへお願いすることにします。
では、お勧めのスピリチュアルなシーンを詳細に。
子供の頃の万太郎は酒蔵などには興味を示さず、草花を観るのが好き。体が弱く時々、熱を出す,
親戚の者たちが本家の造り酒家の行く末を案ずる。
『万太郎は生まれてこなければよかった』と親戚の者たちの陰口を聞いてしまう万太郎。
病気がちの万太郎。その母も余命わずか。
母は万太郎の授かりを神に願ったと話す。『欲しゅうて、欲しゅうて』
母の話を聞いても心が治まらず、家を飛び出した万太郎は神社へと向かう。
万太郎は神様に呼び掛けた。
万太郎 ⦅神さん、聞きたいことがある⦆
神 【…】
万太郎は神さんのせいだと自分の不幸をののしる。
その時、神社に風が吹く。 神社で風が吹いたり、天候が急に変わった時は神様に歓迎、応援されている印。(余談)
そして、このドラマの重要な出会いの場面。烏天狗こと坂本龍馬の登場。
大樹の枝の上で休んでいた龍馬。
龍馬 『何でべそかいとったんじゃ。 分かった、寝小便じゃろ。』
龍馬が、天から降りてきたかの様に現れる。
万太郎 ⦅…⦆
驚く万太郎に話す龍馬。
龍馬 『何を隠そう わしも』
龍馬を天狗と理解した万太郎は尋ねた。
万太郎 ⦅天狗は熱を出す?⦆
龍馬 『うむ』
万太郎 ⦅わしは、しょっちゅう出す。ちょっと動いただけで苦しゅうなる⦆
万太郎に寄り添って目を見つめて話す龍馬。
龍馬 『心配せんでものう、坊くらいの歳やったら、よう食うて、よう寝て、うんと遊んじょったら、元気になるがやきに。』
龍馬 『その証拠に、わしも子供の頃は、泣き虫の毛虫じゃった。あんまり弱わあて、姉さんによう叱られちょつた。』
万太郎 ⦅わしも姉さんがおる⦆
共通点を見つけた二人は距離を縮めた。
龍馬 『ほう、同じじゃのう』
万太郎 ⦅わし、生まれてこんほうがよかったがじゃと⦆
万太郎をかかえ上げて、龍馬は叱る。
龍馬 『あぁ、そんなこういうガキは、頭から食ろうちゃる』
龍馬の腕の中で、もがく万太郎。
龍馬 『生まれてこんほうがよかった。ほんなら頭から食ろうても文句はないじゃろう。』
龍馬は遠くを見つめながら優しい顔で話した。
龍馬 『坊よ』
龍馬 『生まれてこん方が良かった人ら一人もおらんぜよ。いらん命ら一つも無い。この世に同じ命ら一つも無い。みんな自分の務めを持って生まれてくるがじゃきに』
万太郎 ⦅つとめ?⦆
龍馬 『おう、己の心と命を燃やして何か一つ事を成す為に生まれて来るがじゃ』
龍馬 『誰に命じられた事じゃない。おのれ自身が決めてここにおるがじゃ』
万太郎の顔が明るくなり始めている。
龍馬 『おまんも、大きゅうなったら、何でもできる。望むものに成れるがやき。さあ、望みは?おまんは何がしたい。』
万太郎ははっきりと応えた。そして、その目は輝いていた。
万太郎 ⦅わしは、この花の名が知りたい⦆
この後、万太郎は探しに来た母たちと家に帰り、心配していた祖母や店の者、や杜氏の人々を前にして当主として子供の言葉で素直に詫び、ねぎらい、お願いする。この姿を見て泣けました。
天才は天才を知る。良き波動はお互いを高めあう。引き寄せあい出会う。
”変わっちよるのう” と言われる様な偉人たちは、何か引き寄せあう波動、エネルギーの様なものを持っている。同じ高知県出身の龍馬を登場させるなんて素晴らしい。。このシーンの波動がドラマを大成功に導いた気がします。
回を進めるにつれこの他にもスピリチュアルなセリフやシーンが盛り沢山です。
作家先生、脚本家さん、演出家さん、楽しませていただき、ありがとうございます。
そんなシーンもまた拾い集めて記録していきたいです。
ディーン・フジオカさんの坂本龍馬が素晴らしい。
今まで観てきた、坂本龍馬役の俳優さんも良かった。その上でデイーン・フジオカさん素晴らしい。
らんまん とは別にデイーンさんで新たな龍馬作品をお願い致します。
大河ドラマとか、朝ドラ連続テレビ小説なら最高です。NHKさんよろしくお願いいたします。
幼少時代、病弱な子、は将来大きな事を成す。
【あっ、そうそう、最後に一つだけ、いいですか?】
残されている伝記、自叙伝、などによると、子供の頃、病弱であったり、原因不明の病、とか不治の病とかを経験したり、子供の頃に、一般的に不幸と言われている事柄を多く経験し、それを乗り越えた人たちの多くが大きな事を成したり、賢者、実業家などで名を残している。
ここには、何かしらの法則、の様なものが有るのかも知れない。
生まれてきた意味を、与えられた役割を幼少期に忘れずに準備しているのかもしれませんね。
それが、病弱であったり、という形で現象化してたりするのかもですね。
幼少期にだけに起こる現象には神秘な意味が有るのかもしれません。
神秘とは神が仕掛けた秘め事のことを指すらしい。【って誰かが言ってました。】
結局は らんまん が、面白かった ってことです。
ここでは、主役の神木隆之介さんや浜辺美波さん主役級の方々には出番がありませんでしたが見どころ満載で出演者の皆さんの魅力に、私の魂が踊っていました。
【これにて、一件落着。です】